にせのブログ

@2_s_eが行先表示、方向幕について浅い知識をひけらかすブログ

行先MAP更新方法

これまでの行先MAPはメタデータがソースURL、標高(一部カテゴリのみ)、必要に応じた解説(ただし殆ど対応していない)のみであった。今後はメタデータを充実させていきたい所存である。

 

追加するメタデータ

今年からは説明、ソースURL、標高、緯度経度、写真、鉄道会社、住所、駅の営業状況(廃駅か否か)の情報を追加する。続いて各メタデータの必要性や追加方法を説明する。

 

説明

これまでの行先MAPはピンを増やすことをメインにしていたためその行先がなぜ出たのかという部分が疎かになっていた。中央線で例えると東京行きなんかは説明不要なのかもしれないが相模湖行きがどういったシチューションで走るのか、日野春行きの表示はなぜ入っているのか。そういったところまで記述していきたい。なお説明に関してはダイヤ改正ごとに変更点を反映させることが困難なため記述日時を末尾に記載しあくまで記述時点での情報であることを強調させる。

 

ソースURL

ソースURLは写真や対照表のデータがないとにわかに信じがたいような行先のソースを張り付けていた。今までは説明の部分と一緒くたになっていたが今年からは分岐させる。ソースURLの問題点としてはソースの散逸が挙げられる。例えばTwitterのソースならツイ消し、ヤフオクなら出品者の削除といった理由でソースの紛失が発生している。それを防ぐためにインターネットアーカイブ経由のソースに切り替えたいが勝手に登録してしまって大丈夫なのか心配ではある。

 

標高

標高は緯度経度のデータがあれば地理院タイルというツールを利用し取得できる。緯度経度のデータはマイマップからピンの一覧をCSVで出力させたときについているので何か調べる必要は全くない。

マイマップから出力される緯度経度のデータは「POINT (135.1794198 34.0319382)
*1という形式で出力される。ここからPOINT(と、)の部分を削除し緯度と経度が別々の列に分ければ緯度経度別々のデータができる。

これを地理院マップシートというエクセルファイルに入力させ標高取得ボタンを押すと標高が取得される。

 

緯度経度

標高の途中までの部分と同じなので割愛。

 

写真

対照表上存在していても空データである可能性もある。写真は現状一番の証拠になるので暇なときにでも追加していきたい。

 

鉄道会社

例えば新宮駅ならJR西日本JR東海の駅、秋葉原駅はTXと国鉄の駅(国鉄時代に秋葉原サボがあった)、新軽井沢駅草軽電気鉄道の駅といった具合に登録していく。主な目的としては廃駅の地図をピンを選択した際にそれがどの会社の駅なのかすぐわかるようにするためである。

 

所属路線

新発田駅白新線羽越本線新鎌ヶ谷駅北総線新京成線といった具合で登録していく。目的は鉄道会社の項目と同じである。

 

住所

緯度経度から住所を変換する手法(逆ジオコーディング)がある。これを行うことによって駅の住所を取得できる。特に必要ではないかもしれないが単純作業するだけで取得できるので追加する。

逆ジオコーディングは一気にツールに入力すると落ちるので100個ずつくらいに分けて行う。また住所は「日本、〒249-0006 神奈川県逗子市逗子5丁目1 逗子市逗子5丁目1−6 逗子・葉山駅」のような形式と「日本、和歌山県和歌山市 和歌山駅」という形式で出力されることが多い。前者の場合はエクセルのMID関数で郵便番号までの部分を削除、後者は数が少ないので手動で日本、の部分を削除する。住所の後の駅名の部分は現状削除方法が思い浮かばない。

 

営業状況(廃駅か否か)

これを追加するだけで廃駅の駅のみを抽出することができる。なお行先MAP上では営業中、廃駅というふうに記述する。true、falseにしない理由は今後このような二択のメタデータを追加した際マイマップのテーブル検索で引っかかてしまうためである。

 

おわりに

まず全てのカテゴリにこれらのメタデータを追加させる。住所は1日100件までしか追加できないのでちまちま追加していく。次に現状あるソースをしっかりアーカイブしていく。もう消失している行先は別の資料を探していく。この作業を終えてようやく解説の記述ができる。

*1:湯浅駅の座標