にせです。就職活動についての記事を書きたいと思ったので書きました。こんなもの書くぐらいならesの1つや2つ書けるだろうとは思いますが…
今回のテーマはくたばれGD。言うまでもありませんがGDとはグループディスカッションの略。4、5人くらいで話し合いをして結論を出す一連のやり取りを人事に評価されます。GDでは人狼のように役割が決められます。司会進行、書記*1、時間を伝えるタイムキーパー、話し合った内容を伝える発表者、そして余り物です。所要時間は短いものだと10分、長くて40分程度。議論の内容はその会社に関係するものが多く、例えば〇〇の売上を伸ばすのはどうすればいいか?みたいなのが多いです。
私がGDを苦手な理由をまじめに考えた結果3つ出てきました。
1. 結論が特に活用されるわけではない
2. そもそも私のようなコミュ障には向いてない
3. 独特の空気が苦手
1. 結論が特に活用されるわけではない
例えば飲料メーカーで「新商品の広告の案を考えろ」という議題だったとします。それを数十分かけて話したとて、ここでの話し合いが反映されることはありません。
とはいえGDは結論が出るまでの過程も評価対象だからここに突っ込むのはナンセンスですが。
2. そもそも私のようなコミュ障には向いてない
コミュ障と言っても色々あると思いますが、私の場合3人以上で会話をするときうまく話に合流できない「高速道路の合流苦手タイプ」のコミュ障です。なので議題について自分なりの意見を持っても合流ができず、相手のペースに呑まれるパターンが非常に多いです。それを裏付けるエピソードとして(テンプレ)GDを克服したいと練習会に参加したときフィードバックで「あなたは(合流ができずほとんど話し合いに参加できなかった結果)正直良いところが分からなかった」と言われたことがありました。
3. 独特の空気が苦手
グループディスカッションと言いつつも実態は人事へのアピール合戦。なので私はそもそもグループディスカッションという名前自体が嫌いです。アピール合戦では直球過ぎますし何か良い呼称はないでしょうか?それについて今から30分で話し合ってください。(テンプレ)
言い訳を書き連ねたところで今度は先日行った2社*2のGDを振り返りたいと思います。
A社
対面、5人、書記、A社の広報としてアピールを行う、40分
まず自己紹介。最初に自己紹介した奴が仕切っていたが司会進行は別の人に決定。私は偶然ホワイトボードの近くに座っていたので書記を選択。5人だったので1人は余り物になりました。
書記は発言をその都度書かないといけないのでどうしても発言が少なくなりがちです。ですが何度か練習したところでは人事の中に書記は発言が少なくても仕方ないよね*3という考えの人もいるのでコミュ障でも生き残れる道かもしれません。
最初に時間配分が決定、ここで楯突いてもどうしようもないので同調していきます。続いて前提条件を決め意見を出します。今回のテーマの場合はアピールを行う場はどこかなど。余り物にとってはここがアピールチャンスです。余談ですがこの過程が逆で前提条件を決めず意見を出した後に絞るパターンもあります。
次に何個か出た意見を集約します。今思えばここで誰々の意見は〇〇だから賛成反対と論理的に主張する力が私には足りなかったかもしれません。
その後意見をブラッシュアップさせ最終的に発表に至りました。
一週間くらい経っているのと詳細な内容を書けないとはいえ議論の内容をよく覚えていないことが落ちた何よりの理由だと思います。
B社
オンライン、7人、余り物、新商品を考えろ、30分
自己紹介。その後最初に自己紹介した奴が流れで司会進行に。まず新商品のターゲットを決める話になります。今回の場合司会進行除いて6人もいる上にやたらと発言をする人がいたせいで自分含め3人くらいが意見をなかなか主張できない状態になっていました。今思えば司会はコミュ強っぽい雰囲気を出していましたが、機会平等という観点で言えば司会失格だったかもしれません。
ターゲット層が決まるもその後も約1名の独壇場、内心切断するか悩んでいました。結局30分の議論で中身まで煮詰まった話はできず若手人事からのフィードバックも苦し紛れなもの。ただベテラン人事はそんなゴミのようなアピール合戦に対しうまく取り繕って褒めていたので感心しました。
というわけで直近2回のGDを振り返りました。最後になりますが自分の思ってることを文字起こしすると新たな気づきがあっていいですね。あとこれだけボロクソ言ってたのにまたGDの「練習」をしたくなってきました。本番はNGですが。