313系3000番台と8000番台の方向幕、実は細かい部分が違っています。(収録内容は恐らく同じです)私も同じものだと思い込んでいましたが微妙に違うようです。
313系静岡車のワンマン幕、既存車と8000番台で微妙に表示が違うみたいです…(特にマの右上の角)
— かいじエクスプレス (@kuhaE353_7) 2023年5月27日
既存車の回しがあまり綺麗に撮れてないので比較が難しいのですが心なしか英字の太さも違うような?
←8000番台 3000番台→ pic.twitter.com/TLe9JaXTXK
こちらがそのツイート。3000番台と8000番台で確かに文字が異なっています。
今回はこの違いについて深堀りしていきます。
種別幕の違い
まず313系3000番台及び8000番台の側面方向幕にある種別は以下の通りになっています。
01 [
02 [
03 [
04 [
05 普通
06 快速
07 ワンマン
08 ワンマン普通
09 ワンマン快速
10 通勤快速
11以降 普通と白幕
このうち1番から4番は白幕*1、9番以降は313-3000での写真がなく比較できないので5番から8番で比較します。
こちらの画像が先程の比較対象部分を切り取って比較したものです。撮影環境が異なるので色の違いについては目を瞑ってください。
普通幕
まず普通幕ですが普の字の8画目の横棒の終わりと通の字の二画目の位置関係が両番台で違うように見えます。
こちらはそれぞれ別の編成で撮った幕を追加したものです。わかりやすい違いを赤でくくりました。これで普通幕は3000番台と8000番台で違うことで確定です。
快速
続いて快速幕です。速の字の角の処理に違いがあるように見えます。3000番台は丸みがあるのに対し8000番台は先端が削れていません。
ワンマン
ワンマン幕はマの字の右上の処理が異なっています。
ワンマン普通
ワンマン普通は違いがわかりませんでした。
行先幕の違い
行先幕の違いは数が多いのでわかりやすい行先のみ抜粋して紹介します。(左の写真が3000番台、右が8000番台です)
回送 送の字の4画目と6画目の間の処理が異なる
団体 団の字の右上の処理が異なる
熱海 さんずいと毎の字が繋がっているかいないか
興津 興の字の7画目に出っ張りがあるか
菊川 米の左上の部分が繋がっているかいないか
上大井 Kの字と大の字の位置関係
下部温泉 部の字の2画目の丸み
全体的に見ると3000番台と8000番台で角の処理が違っているように見えました。
まとめと今後の課題
313系3000番台と8000番台では幕が違います。
種別幕はワンマン幕を筆頭に普通幕、快速幕も違うように見えました。
行先幕は細部で違っている幕が多く熱海や菊川など一部の行先はわかりやすい違いがありました。
今後は他の番台との比較(恐らく最近刷られたと思われる8000番台がイレギュラー)も行いたいですね。
*1:前面にはこの位置に回送、試運転、臨時、団体がある