にせのブログ

@2_s_eが行先表示、方向幕について浅い知識をひけらかすブログ

フォトショップを利用し行先表示の切り取り作業を全自動で行う方法

最近野菜不足気味なにせです。直近で食べた野菜は丸亀製麺のネギです。

さて本題に入ります。以前からフォトショップの傾き修正機能、切り抜き機能、自動編集機能の3つを足せば行先表示wikiに載っているような切り取り方法の画像を自動で作れるのではないかと思っていました。しかしフォトショップの購入はクレジットカードが必要で未成年の私は躊躇していました。しかし先日晴れて成人しクレジットカードが手に入ったので体験版をインストールし検証しました。結論から言うと向き不向きがあるもののうまくいく画像もありました。完成したexeファイルを配布してもいいのですが出力フォルダの変更が面倒なので作り方を一から解説します。

 

フォトショップを開く

フォトショップの入手方法は各自で調べてください(薄情)

まずはフォトショップを起動し適当な画像を開いて編集画面を出します。

今回はE127系の長岡行きの幕を例に作ります。

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②アクションを開く

中央上のウィンドウ→アクションを選びます。

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アクションウィンドウが表示されるのでウィンドウ下部の+アイコンを押します。

f:id:ST02:20211125110025p:plain

 

すると新規アクション作成画面が出てきます。

任意のアクション名を設定しましょう。

わかりづらいですが今回はセット「行先表示」の下にアクション4というアクションを作成しています。

 

③作業を記録させる

解説では既に作成したアクション3が表示されています。

今回はこれと同じアクション4を作成していきます。

なお新規アクションを作成した時点で作業の記録は始まっています。

無駄な編集も記録されてしまうのでミスの内容に慎重に作業しましょう。

 

④画像を開く

左上のファイル→開くから画像を選択します。

エクスプローラが開かれるので編集したい画像を選びます。

なお今はまだ自動で編集するツールを作るという段階のため画像は行先表示の写真なら何でもいいです。

ここでは最初に開いたのと同じ長岡行きの幕を選択しています。

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画像が表示されるとアクション4の下に「開く」が追加されていると思います。

編集が記録されているか都度確認しましょう。

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⑤明るさを調整する(不要かも?)

左上のイメージ→自動トーン補正を選びます。

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すると自動でいい感じの明るさに編集してくれます。

自分の写真の明るさに自信がある方はここは省いてもいいかもしれません。

 

⑥傾きを補正し切り取る

左上のファイル→自動処理→角度補正して切り取りを選びます。

すると何枚かの画像が自動で生成されます。

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➆画像を保存する

今回の場合はDSC_0186.jpgという元画像から5枚の画像が生成されました。

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今回の場合我々が求めている切り取られた画像はDSC_0186.jpgコピー3です。

しかし毎回3枚目に「当たり」の画像があるとは限らずましてや5枚以上生成される可能性もあります。

しかしフォトショップ側で当たりの画像を自動で選択なんて器用なことは今の私にはできないので左側から律儀に全画像出力させます。

 

ファイル→別名で保存を選択します。

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エクスプローラが開かれるので保存したいファイルを選択します。

今回はフォトショップをダウンロードするとついてくるCreative Cloud Filesに保存します。右下の保存を押すと保存されます。

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保存しようとすると画質を選択するウィンドウが出てきます。右が高画質、左が低画質になっています。適当に選んでください。

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⑧右隣の画像に移動する

これでDSC_186のコピー.jpgの保存ができました。続いて二枚目も保存していきます。

右隣のDSC_186のコピー2を選択し画面を切り替えます。またアクションウィンドウでは画面の切り替えが記録されています。

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➈画像をあと3枚保存する

DSC_186のコピー2を④と同じ手順で保存します。

この際④と同じフォルダを保存先に設定しないとファイルがバラバラになります。

保存が完了したら⑤の手順で右隣の画像に移動し合計で4枚保存されるようにしましょう。

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➉保存済みのウィンドウを閉じる

最後に保存済みのウィンドウをそのままにしていると動作が重くなってしまうため閉じます。

左側のウィンドウから画像を5枚閉じます。

変更を保存しますか?と聞かれますが既に保存済みですので無視して閉じましょう。

画像が1枚のみ残ると思います。

 

⑪アクションの記録を停止する

アクションウィンドウ左下の■アイコンを押してアクションの記録を停止させます。

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⑫ドロップレットを作成する

ファイル→自動処理→ドロップレットを作成を選択します。

ドロップレットを作成というウィンドウが出てきます。

「ドロップレットを保存」では作成したドロップレットの保存先を選択できます。お好みで選んでください。

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「実行」の中にあるセットは作成したアクションの親フォルダのようなものでデフォルトでは「初期設定のアクション」というフォルダが用意されています。

私は行先表示というフォルダを作成しその下に「行先編集」のアクションを作成していますが初期設定のアクションの下にアクションを作った方はそちらを選んでください。

 

アクション欄では最初にアクションを作成するときにつけた名前が表示されているのでそのアクションを選びます。私の場合はアクション4になります。

 

その下にある「開くコマンドを無視」にチェックをつけましょう。

 

最後に右上のokを押すと指定したフォルダにドロップレットが出力されて終了です。

ドロップレットに画像をドラッグアンドドロップするとフォトショップが立ち上がり自動で編集されます。お疲れさまでした。

 

問題点

・成功する画像と失敗する画像がある

・出力されるハズレ画像を削除しなければならない

・インポートした画像の枚数を把握しなければ何枚成功したかわからない

 

おまけ 出力された画像集

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